あまり人の中に飛び込まず空気を読まずに歌ばかりうたっていたころにくらべ、
今は多くの人の目と声と意識を読もうとしている。
常に神経を張らないと全く空気が読めないので努力しなくてはならない。
常にそこをがんばっていると、
歌をうたうときにまで空気を読む努力をするスイッチが入ったままになる。
自分の歌が聞こえない。
聞こえない。
うまく歌えない。
世界に蝕まれていく感覚がある。
それは多分そうしなければダメだと思っている自分がいるからで、
本当はそんなことしなくてもいいはずなんだとも思う。
世界なんてものは自分が作った壁でしかない。
イメージの世界。
世界のせいにするときは自分のせいだって気づくとき。
殺したくないものがある。
うまく折り合いをつけられない。
案外キャパシティは狭いみたいで、
私が使えるパワーは限られているみたい。
スーパーマンにはなれない。
だけど私はこのままではスーパーマンにならないとやっていけそうもない。
何かが足りない。
見たかったものを見ないようにしていたら本当に見えなくなる。
見えなくなってきたら気持ちが悪くなってくる。
今とても気持ち悪いんだけど、
どうしていいかわからない。
新しいことをはじめながら今までやっていたことを同じパワーでやり続けることが出来ないと気づく。
こんなに不器用だったのか。
時間があっという間に過ぎていく。
どんどん聞こえなくなる。
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