大きな歯車

1つの大きな歯車が、停止状態から回復し、回り出した。
大きな音を立てて。
私だけが1人、何かを勘違いしていたのかも知れない。
そしてその勘違いが小さな小石となり、歯車の間に挟まっていたのかも知れない。
そんなことを思う。
この気持ちはたぶん、忘れてはいけない。
そして、たぶん、私はもうしばらく夢を追いかけ続ける。