私の家の冷蔵庫には基本的に食べ物が入っていない。
さっき覗いてみたんだけど食べられるものがふたつしかなかった。
未開封の日本酒が二本。
マウントレーニアのカフェオレ。
4分の3ほど残った二リットルの水が一本。
ボディスクラブ。
ボディバター。
火山灰でできたすごかパック。
ボイスケアのど飴。
梨。
上のドアをあけると氷。
昼まではキュウリがあったんだけど昼に食べた。
梨ばかり食べるとおなかを下すらしい。
実家が梨農家の娘が言っていたので梨は一日に1つだけ食べることにしている。
下す頻度が高いので何のせいなのかを考えていなかった。
おなかが空いたときどうするのか考える。
近所には日本全国おそらくどこにでもある全国チェーンのコンビニがふたつある。
同じくどこにでもある回転寿司屋もふたつある。
コンビニに行ったとして何を買うか。
何のネタを注文するか考える。
食べる自分を想像する。
食べた後の罪悪感を感じる。
満腹になる。
世の中と自分の壁以上に分厚い壁を感じて途方にくれようとしている。
一方でそれを止めようとしている。
今直面しようとしている壁は別に避けて通ろうと思えば通れる壁。
蹴っ飛ばして倒してしまえばなんだどうってことないじゃんと思えるであろう壁。
避けないのは、おそらく過去に未練があるから。
過去なんてどうでもいいって思っていたくせに。
それとプライドかもしれない。
失うものなんてたぶん何もなくて。
その壁だってたぶん既に失ってるようなものなのに。
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