2011-07-07

嵐の夜に

混沌としている。


気分が落ちている時には、自分の中からヘドロのようなマイナス思考や他人への怒りや自分への怒りが噴出する。
友人たちから言われる言葉もすべてどす黒いかたまりにしか感じられなくなる。
“大丈夫?”という言葉でさえ腐った林檎のように異臭を放つ。
人が私の事を考えて言ってくれたであろうアドバイスも、同じ。


音楽でさえ街中の騒音以下の存在になる。
昨日まであんなに気持ちを盛り上げてくれていたはずの、計算されつくした音たちは、まるで自分を小馬鹿にしているように感じられる。


こんなときは、嵐が過ぎ去るのを待つしかない。
今のところそれしか思いつかない。



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